世界中で起きている重要な事件、事象についての忌憚なき批判、批評の場とします。


by shin-yamakami16

‘15英国総選挙:主役に躍り出たSNP党首・Nicola Sturgeon女史

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           2015 英国総選挙で選出された SNP 下院議員56人

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          スコットランド国民党 ニコラ・スタージョン党首



戦略核ミサイル ‘Trident’ 廃棄が最大争点か?
                                  
                                   山上 真

 来る5月7日投票の英国総選挙戦が激烈になっている。
 
 例えば、労働党首ミリバンドが、つい一週間程前に地中海リビア沖で起こった約700人のアフリカ人難民が海難事故に遭い死亡した事件の元凶が、現首相キャメロンなど欧米首脳の*カダフィ「追い落とし」作戦及び、その後の「リビア放置」に起因することを論難したのに対して、素早くキャメロンが激しく応戦するなど、日毎に選挙情勢が変転している。

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               Ed Miliband 労働党・党首

 核心的話題は、結局誰が次期首相に選出されそうかということだが、最近の*各種世論調査結果などでは、どうも労働党ミリバンドが一歩先んじており、しかも *’Hung Government’ 、つまり労働党一党では多数派を握れず、他党との連立を組まざるを得ない状況になりそうだという予測がかなりの説得力を持って為されているのが現状である。

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                各党党首「嫌悪度」

 この前の総選挙でも、保守党は自民党との連立に追い込まれた。大きな政策課題「EU」・「移民」問題で「水と油」的差異を持ち合わせる両党が大した「連立成果」を挙げられる筈もなく、結局保守党の*緊縮財政・*軍事力強化の方向を助長させることになっており、自民党が何とか確保出来たのは、比例制を加味する*「AV選挙法改正」国民投票を保守党に約束させたこと位である。自民党は、イラク参戦反対で評価を高め、ひと頃は20%以上の支持率を誇っていたものが、ニック・クレッグ党首の下で現在では僅か8%迄落ち込んでいるのは、当然至極と受け止められるのも致し方ない。

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                  学生の投票態度変化

 今度の英国総選挙を俄然面白くしているのは、外でもないスコットランド国民党・SNPの英国議会戦略に関わる積極的動きである。とりわけ党首*スタージョン女史の労働党への「是々非々」巧みな接近策は、現在SNP9議席しか占めぬ英国議会を大いに振り回している観があることには、それなりの理由がある。

 この総選挙戦が進むにつれて行われている各種世論調査で、やや労働党が有利であり、保守党キャメロンよりミリバンド労働党首が首相の座に近づくも、下院議会で両党とも絶対多数を握れず、’Hung Government’ になることが確実視されている一方、大きく後退する自民党に替わって、スコットランド国民党・SNP が*現労働党議席に置き換わる形で51議席を占めそうだという「大変動」が予測されているのだ。

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  膨大な赤字を出し、国内40店舗以上を閉じたスーパーマーケット 'Tesco'

 ミリバンド「次期首相」は、正常な政権運営を可能とする為には、他党との連立を組まざるを得ないが、最も「手頃な」自民党では議席がまるで足りず、結局のところ、約50議席を占めるだろうSNPとの連立を図るしか手はないことになる。「スコットランド独立」では大喧嘩した相手同士の「野合」ということだ。

  こうした新たな情勢に対応して、SNPスタージョン女史は労働党ミリバンドに対して、国民保険制度NHS強化と、戦略ミサイル「トライデント」の廃棄などの大胆極まる要求を突き付けて、これらの提案を呑んでくれるなら、連立構想に応じる用意があるとしたことが、英国中に衝撃を与えることになった。
  問題は、英国外交・軍事政策を大幅に変更することを余儀なくさせる「トライデント」廃棄である。

  労働党内には、例えば「影のウェールズ相」Owen Smith氏などは戦略ミサイル放棄を受け入れる用意があるとしているが、「力の政策」を実践したブレア元首相の影響下にある多くの労働党議員には、そう簡単には受け入れられないものだ。
  保守党キャメロンに至っては、スタージョン演説に対して、「英国を壊すもの」という最大級の形容詞を使って非難した。最新型空母や戦略ミサイル保有によって、国威発揚と「力の政策」を持続しようとする俗物政治屋にとっては、労働党・SNP連立は、英国をして「危険極まりない」道を歩ませることになるという訳だ。

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               David Cameron 保守党・党首

  仮に保守党が相対的に多数議席を獲得した場合でも過半数に満たず、好むと好まざるに拘らず、英国独立党・UKIPなどとの連立に追い込まれ、移民法厳格化と「EU脱退」の為の国民投票を早める方向に向かうことになるだろう。
 
  労働党・SNPに「緑の党」などを加えた「左翼」連合が勝利する可能性と、それへの警戒感について、4月18日付保守系『スペクテイター』誌は次の様に指摘している。

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見出しは
Left-wing populism is on the rise - and may take Ed Miliband to No10

「左翼ポピュリズムが高揚しており、エド・ミリバンドを10番街へ導くかも知れない」として、マルクスの「共産党宣言」に重ね合わせて、記事冒頭に以下の記事を掲げている。

A spectre is haunting Europe — and knocking on the door of Downing Street. It has installed a president in France and a mayor in New York. It is causing mayhem in Spain and Greece and insurgency in Scotland and it may yet halt Hillary Clinton’s march to the White House. This idea — left-wing populism — is a radical, coherent and modern response to the financial crisis and the hardship suffered since. It is being effectively harnessed by Ed Miliband, taking him within touching distance of victory. And it may well become the creed that guides the next five years of British government.

「幽霊がヨーロッパを彷徨歩いており、ダウニング街のドアを叩いている。それはフランスで大統領の座を、ニューヨークでは市長の座を占めさせた。スペインとギリシャでは大混乱を、スコットランドでは反乱を引き起こし、これからホワイトハウスへのヒラリー・クリントンの行進を止めようとしている。この左翼ポピュリズムという思想は財政危機とその後の窮乏への過激かつ一貫した、しかも現代的な対応なのである。それはエド・ミリバンドをして勝利が手に届く範囲に導いている、効果的に制御された思想である。しかもそれは、英国政府を次の5年間に渉って導く教義になるに違いないものだ」

  この文章は、フランス社会党・*オランド政権が今や「社会主義」との関連が分からない程、新自由主義的立場に接近しているのを無視している点など、やや眉唾的見解ではあるが、これ程迄に英国政治の「左傾化」を現実的なものとして恐れていることはよく分かる内容だ。

  英国総選挙・中盤に来て、俄に持ち上がった争点は、地中海で先頃起きた悲劇であるが、問題は、米国・オバマ、フランス・サルコジ、英国・キャメロンなど欧米有志連合が一方的に*リビア空爆に踏み切って、「独裁者」カダフィの虐待死を招き、更に深刻なことに、その後のリビアが諸勢力群雄割拠とイスラム過激派三つ巴の「混沌事態」に陥って、その結果としての、「アフリカ難民」リビア雪崩込みと、定員超過船舶の転覆による約5千人 (2014-15) に上る「溺死」という、一連の非常事態への「責任」をどう捉えるべきかということである。

  昨晩10時過ぎに偶々聴いていた’BBC Radio 4’ の、聴取者参加の政治討論番組の中で、*’Trident’ 問題などと共に、かなり長くリビア・難民問題が語られていたが、矢張り、キャメロン政権に依るリビア空爆参加の「不当さ」とその後の混乱の責任が、幾人かの聴取者によって厳しい口調で語られていたのは当然と思われた。

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  昨年9月の*スコットランド独立・国民投票の際に、独立是非を問う大きな争点であった新世代戦略核ミサイル「トライデント」を今後も維持して行くのかどうか、という問題は、今度の総選挙でも再燃した。SNP党首・スタージョン女史が、スコットランド・Faslane海軍基地など3地点に基地を置くこの核ミサイルの撤去を改めて要求したことから、先ず保守党・キャメロンが激しく反撥し、英国の世界的地歩を危うくする「トライデント破棄」を一蹴した。しかし、労働党・ミリバンドは、党内右派の*「トライデント維持派」を意識して、即座放棄ではなく、長期的展望での核武装放棄を考慮している様で、SNPへの妥協姿勢を見せている。


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建造費62億ポンド(約一兆千四百億円)Queen Elizabeth 級航空母艦(2隻2017-20年就航)


  保守政権が雇用面などで一定の経済的安定策を成功させてはいるものの、英国全体でfood bank’(無料給食)に頼っている人々が100万以上に達することを想起する時、「大量殺人」にしか通じない核ミサイル開発・維持の為の「膨大な費用」の無駄を、誰が肯定し得ようか?

  斯くて英国総選挙運動は、愈々終盤に入ろうとしているが、一方には伝統的価値を尊ぶ多くの英国人の心をくすぐる「EU脱退」論が有力であり、この点では保守党が有利な立場に立てるだろう。
  しかし、例えばごく最近、世界的な支配力を誇る銀行*HSBCがロンドンの本部を撤退させることを表明し、そのことによって英国内4万人の雇用が失われる見通しになっており、その「撤退理由」は明らかに英国の「EU脱退」見通しに因るとされている。

  こうして見ると、様々な局面で矛盾する要素が絡んでおり、総選挙・投票に際して、英国民は極めて難しい判断を下すことを迫られていると言えるだろう。  (2015.04.27)

<注>
*英国下院構成:
院内勢力
保守党 (303)
労働党 (255)
自由民主党 (57)
民主統一党 (8)
スコットランド国民党 (6)
シン・フェイン (4)
プライド・カムリ (3)
社会民主労働党 (3)
同盟党 (1)
緑の党 (1)
リスペクト (1)
無所属 (3)
議長・副議長 (4)

*リビヤ・カダフィ追い落とし作戦:当ブログ『クーリエ・インフォ』2011.05.29、2011.06.14、2011.07.07、2011.08.03、 2011.08.25、2011.09.05、2011.09.16など参照されたし

*Hung Government: 宙吊り内閣:絶対多数派を構成出来ず、他の少数党との連立で政権を維持しようとする。二大政党制でも、英・仏・独・伊・日などでよく見受けられる。

*保守緊縮策:NHS所属の140 人を超える’Top Doctors’ が、4月7日、政府の公約違反・資金減額・不適立法の為にNHS業務が破壊されたとして、保守・自民連立政権を非難する声明を出したという。—『ガーディアン』紙

*軍事力強化:新型クイーン・エリザベス級航空母艦建造・新世代トライデント積載「バンガード」型原子力潜水艦建造など

*AV選挙法改正:代替投票制 
Alternative Vote (AV)
単記移譲式投票と同様、有権者が候補者の名前に順位付けをして投票する制度。開票に当たり、いずれかの候補者が過半数を占めるまで、当該候補者に対する投票の第2順位以下の票を加算する。その際、最も得票数の少ない候補者は加算の対象から除かれる。

*SNPスタージョン女史:2016年スコットランド議会選挙でSNPが勝利した場合には、「独立・国民投票」を再度行う可能性があることを示唆したという。—4月7日付『ガーディアン』紙

*世論調査結果:3月29日付YouGov’ poll: 労働党36%、保守党32%
‘Opinium ‘ poll: 保守党 34%、労働党 33%、独立党 13%, 自民党 8%
緑の党 7% なおSNPはスコットランド地域のみで全国調査の対象とならず

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スコットランド労働党幹部 Jim Murfy氏、'Referendum' では' No 'の運動で活躍したが、今度の総選挙で落選の危機

*スコットランド独立・国民投票:2014.09.11付『クーリエ・インフォ』参照
 「国民投票」敗北後、SNP党員は草の根的活動により、25,642人から105,000人に増大したという。一方、労働党は「信を失い」、幹部Jim Murfyなどが落選に瀕しているという。

*’Trident’ 維持派:労働党「影の国防相」Vernon Coaker 氏は、4月9日、’Vanguard’型原子力潜水艦建造中のCumbria造船所を訪れ、「ミリバンド党首は核兵器についてSNPと交渉することはない」と述べたという。—「ガーディアン」紙


                    <追記>
1. 4月29日付『インディペンデント』紙が掲載した'Ipsos MORI' 世論調査に依ると、スコットランド国民党は全区で勝利し、59議席を獲得する見通しとなったという。また英国全体では、自民党Clegg、独立党 Farage、緑の党 Bennett の三党首はいずれも落選する見込みという。(2015.04.30)

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       選挙区で落選する見通しの Farage, Clegg、Bennett 各党首

2. 昨日5月1日付『ガーディアン』紙に依ると、選挙前最後の3党党首討論会となった BBC 'Question Time' での 「労働党 Miliband しくじり・Cameron 成功」の後、保守党がやや盛り返して、支持率が34.5% となり、労働党の32.5% を上回ったという。その結果、議席数予測は、保守党 276、労働党 267、SNP 55、自民党 27、DUP 9、Ukip 3、Greens 1ということになり、保守党が第一党になるものの、下院絶対多数を握るのに必要な 326に遠く及ばず、結局、労働党・SNP 連立に「反保守他党」参加で 329議席を確保する見込みで、「左派政権」誕生の可能性が高いということだ。(2015.05.02)

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3. 5月3日付『インディペンデント』紙掲載「議席予測」ー「議席最多は保守党だろうが、政権は労働党+SNP連立でミリバンドが握るだろう」

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4. 英国総選挙後の事態について、このところ『テレグラフ』紙など保守メディアは「起こりうる混乱」を口実に、保守党への投票を呼びかける戦術を使い始めている。保守党が第一党となって、一定期間「暫定首相」キャメロンが多数派工作をするも失敗に帰し結局辞職に追い込まれ、次に労働党ミリバンドが SNP などとの連立を何とか実らせ、「左派政権」が誕生することになるだろうが、それまでに一ヶ月余りの時間が費やされることになりそうだ。  (2015.05.06)

5. 今日判明した英国総選挙は、殆ど全ての「世論調査・予想」に反して、キャメロン保守党の下院「過半数326議席以上確保」という驚くべき結果に終った。何故この様なものになったかということについては、矢張り「スコットランド国民党・圧勝」という事前予測が、キャメロンなど保守党・メディアの掻き立てた、スタージョン・ミリバンド「連立」の「危険性」喧伝に左右された一般イングランド民衆の投票行動に少なからずの影響を与えた点と、労働党首ミリバンドの、「連立」についての一貫性欠如という弱点が挙げられるだろう。(2015.05.08)
 スコットランドの人々から見れば、今度の総選挙は先の '独立・Referendum' に続く第二回戦であり、今度の勝利を梃にして、決戦となる次の '独立・Referendum' 準備に取りかかることだろう。こうして、「キャメロン保守党・勝利」は Scotland 対 England の闘いを一層激化させることになる。今日付の『インディペンデント』紙は、キャメロン首相再任は、「スコットランドとEU」を英国から失わせる結果になるだろうと予測している。いやはや、英国民は「大変な選択」をしてしまったものだ。 (2015.05.09)

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6. 昨日5月9日付米国『ワシントン・ポスト』紙は、'Election may set Britain on a path to becoming Little England' ー「選挙は英国を小イングランドへの道を歩ませ始めるかも知れない」というタイトルの論説記事を掲載し、近い将来、英国はEU脱退とスコットランド独立で「縮小国家」に帰し、キャメロンは「ちっぽけな英国」建国の父として名を残すことになりそうだとしている。ー原文・<参考資料2>  (2015.05.10)
 
7. 昨日5月10日付『ニューヨーク・タイムズ』紙は、'A Chasm Divides David Cameron and Nicola Sturgeon, Leaders of a Kingdom Still United' ー「深い溝が未だ一緒の英国指導者キャメロンとスタージョンの間を隔てる」と題する論評を掲載し、緊縮財政政策を推し進めようとする前者と、福祉充実を訴える後者の間に乗り越え難い対立が存在していることを伝えている。 (2015.05.11) 

2015年英国総選挙結果:

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       ミリバンド党首:労働党敗北の責任を取って党首辞任

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       クレッグ党首:何とか当選したが、LDP 惨敗の責任を取って党首辞任


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保守党勝利後僅か48時間も経たない内に首相官邸ダウニング街で「自然発生的」緊縮財政反対のデモが展開されている。


<写真> The Independent, The Guardian, The Telegraph, The Spectator, BBC News



                    <参考資料>

1. The independent
General Election 2015: How the Scottish referendum has shaped this year's battle
Chris Green
Wednesday, 22 April 2015
George Square in Glasgow is not what it once was. Only seven months ago it was the unofficial epicentre of the Yes movement, attracting pro-independence voters from all over Scotland. Barely a day went by without some sort of impromptu political rally breaking out. The morning after the referendum, it was also the place where Yes voters congregated to mourn their defeated dream.
These days the square is quieter, the men and women draped in Saltire flags replaced by besuited office workers eating their lunch in the spring sunshine. On Saturday, the pro-independence Hope Over Fear rally will briefly hark back to September. But in general, passers-by would be forgiven for thinking that Scotland had returned to normal, the referendum a fading memory. They would be wrong.
The referendum campaign, the vote and its aftermath provoked a political sea change in Scotland which few could have foreseen. The numbers speak for themselves: at 5pm on 18 September, the day of the referendum, SNP membership stood at 25,642. It is now more than 105,000.
Labour, once the dominant political force in Scotland, is now facing a wipeout at the general election – and it will have been led there by Jim Murphy, a key figure in the Better Together campaign. Nicola Sturgeon’s party, on the other hand, is predicted to hold as many as 50 of the country’s 59 Westminster seats after 7 May.
In pictures: Experts' predictions for the General Election - 19/04/15
One of the people who joined the SNP the day after the referendum was Fiona Sarwar, 32, from Coupar Angus in Perthshire, who had previously campaigned for a Yes vote. “I felt like I wanted to get on and do something,” she said. “We’d been talking a lot about making change and doing things, and I didn’t want it to stop just because we’d lost the referendum. I think that was something that was shared.”
According to Blair Jenkins, the chief executive of Yes Scotland, the country has “changed forever” because of the events in September. “People got a very strong sense of their own democratic power during the referendum campaign, a real belief that their actions and opinions mattered more than ever before,” he said.
Read more:
How Salmond could swing independence for Scotland
PM tells Scottish voters to back Tories or face 'coalition of chaos'
Nicola Sturgeon: Second Scottish independence referendum should be held if UK quits the EU
<後略>

2. 5月9日付 'The Washington Post'
Election may set Britain on a path to becoming Little England

By Griff Witte and Dan Balz May 9 at 5:48 PM Follow @griffwitte Follow @danbalz
LONDON — After unexpected political charisma and cunning propelled him to another term as Britain’s prime minister, David Cameron will now need every ounce of those skills to avoid going down in history with an altogether different title: founding father of Little England.

A result that maintained the status quo at 10 Downing Street masked the dramatic transformations roiling Britain, ones that threaten to leave this country more isolated than at any time in its modern history.

Thursday’s election may become just the first in a trilogy of rapid-fire votes that set this island adrift from Europe, divide it in half along ancient lines of national identity and ultimately leave behind a rump state of ever-diminishing value to its American allies.

“Yesterday was V-E Day, when the United Kingdom was celebrating its finest hour. Seventy years later, it could be contemplating the beginning of its end in its current form,” said David Torrance, a British political analyst and author. “The next five years will be a twin debate about two unions — the European Union and the United Kingdom.”

The questions of whether Britain stays whole and whether it remains in Europe are deeply entangled, with the outcome of one expected to heavily influence the other.

If Britain leaves Europe despite notably pro-European sentiment in Scotland, the chances of Scotland’s newly empowered nationalists leading another drive for independence would instantly rise — despite a promise that last year’s failed bid was a “once-in-a-generation” event.

That’s one reason that Europe is likely to be settled first. Cameron’s reelection fired the starting gun on what is sure to be an emotional and high-stakes debate over Britain’s future in the E.U.

Cameron promised a referendum on the matter by the end of 2017, but some are pushing for the vote to come far sooner so that uncertainty doesn’t hang over Britain’s economic and political fortunes for the next 2 1 /2 years.

Polls suggest that if the vote were held today, Britain would choose to stay in the E.U. But the energized voices for “out” are gearing up for the fight, in the belief that the country could better manage itself without meddling from Brussels.
<後略>
by shin-yamakami16 | 2015-04-26 22:03 | Comments(0)