世界中で起きている重要な事件、事象についての忌憚なき批判、批評の場とします。


by shin-yamakami16

「辺野古」・安倍「真珠湾訪問」、そして「Trump登場」

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安倍・Obama 欺瞞の「平和ポーズ」と行方怪しいTrump 「軍事・世界」政策
                        
                                    山上 真
  沖縄・辺野古の米軍基地建設が再び始まった。
この21世紀初めに至って、現地住民の猛反対を無視しての「軍事基地」建設とは如何なるものか、到底常識人の理解が及ばぬところだ。美しい珊瑚礁と景観が破壊され、付近住環境の激変が確定化するこの暴挙は一体何の為なのか?


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 言う迄もなく、「戦争準備」に他ならない。ターゲットが「北」朝鮮か、中国か、或はロシアか、現時点では定かでない。

 先日、真珠湾で安倍は「高らかに」日本が「平和愛好国家」として、再生していることを、米国民にアピールしたが、米国との「不再戦」を誓っても、例えば極東に於いて「決して戦争に訴えない」ということを誓約するものではなかった。本当の「反戦」意思表示とは無縁であった。だからこそ、真珠湾訪問と同時に、「辺野古」基地建設が着手されたのである。
 本当に平和を願う者が、「戦しか目的を持たぬ軍事基地」を創ろうとするものか?


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 70余年前の日米開戦時と異なって、現代での「戦争準備」は、日米共同で極東又は東南アジア、或は世界的な場で、作戦行動を展開するという「新たな戦争」形式である。そこには、米国帝国主義が主役となった悪名高い戦争—ヴェトナム・イラク・アフガンーなどの「非人道的」行為に、新たに日本軍事組織が加担するという、極めて危険な未来が見通せることになる。
 その結果は、ひょっとすると、米・日対中又は、「北」、又は「露」との「核攻撃」を伴った戦争で、ひょっとすると、日本「焦土化」という恐れが排除出来ないだろう。「辺野古」はその出発点に立っているのではないか?


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 こうした中、米新大統領 Trump が登場する。
 この人物が米国政治の主になるという予測は、「当選」決定の僅か2時間程のことであった。その直前まで、米国全てのマス・メディアは前国務長官・クリントン女史の当選を確定的に予想していたから、未だに「Trump当選」を信じていない者も存在する様だ。’Stunning upset’ 「たまげた大逆転」という言葉が、大方のメディアの見出しの使われたが、それ迄自分たちが報道を続けて来た「拠り所」が何処にあったのか路頭に迷っている「惨状」を象徴させる用語に思われる。

 この事件は、米国の’Institutionalism’ 「既存秩序固守主義」と、「Trump 阻止」の為に 多くの‘Celebrities’ を含む著名人を総動員した挙句の結果だけに、米国の ‘normal’ 「正常な」歴史に深刻な影を落とすことになるのは間違いない。

  米国の中枢政治機能・メディアが ‘Trump 登場’ を恐れた主な理由は、独占的大企業・ウォール街を支配的機能とする経済体制と、米国主導の世界的軍事戦略が、「ロシア接近」などを公言する「非常識ならず者」によって大混乱を惹起されるのではないか、という懸念だっただろう。

 しかしながら、今となって見れば、少なくともこれ迄は特に危機的状況が生まれている訳ではない。それどころか、「株価大暴落」という前評判とは逆に、「暴騰」している観さえある。これはTrump が、メキシコに移転する筈だったエアコン工場の計画を阻止することに成功したことや、5兆円に上る日系「ソフトバンク」の米国投資を呼び込み、既に8千人の雇用を可能にさせた「実績」に依って、米国経済回復への現実的取り組み姿勢をアピールした結果とされているが、果たしてこのまま彼の「インフラ投資」戦術が成功するかどうかは全く未知数だろう。

 Trumpが大統領選挙戦中に声を大にして訴え続けた「公約」の内、現時点で「実現出来そうな」ものは、「日本安倍政権・財界が切望する」TPP 協定からの撤退と、プーチン・ロシアとの「和睦」位なものだろう。後者さえも、最近のオバマに依る*「ロシア制裁」—選挙戦に介入したとされる「ロシア・ハッカー」行為を巡ってーによって、両国関係がギクシャクすることが予想されており、伝統的な「対ロ敵視」路線の包囲網の中、決して容易とは思われない。

 メキシコからの不法移民を阻止する為の「壁」建設・公約は事実上棚上げされ、今では「柵」を作れるかどうかという話に ’tone-down’ して来ている。他に、不法移民「300万人」送還計画などもあるが、現実的に可能かどうか、疑問が呈されている。

 外交政策でも、例の ‘institutionalists’ 共の批判に遭って、公約に有った「NATO見直し」から後退し、中近東でのNATOとの「共同作戦」に留まることを約束した様だ。問題は、今月28日、全土停戦に達した「シリア情勢」を巡って、どこまでプーチンとの協力体制を整えられるかだ。
 
 「ガキ大将」的側面を兼ね備えているTrump は、例えばキューバのフィデル・カストロが亡くなった際に、「野蛮な独裁者」と非難したり、台湾総統に「親しげな挨拶」を送って、「二つの中国」問題を惹起したり、或は、纏まりそうな「イラン和睦」に疑問を呈したりする「粗相」が表面化している。今後とも、この人物には、少なからずの「試行錯誤」が見られることになるだろう。

 ところで、Trumpと日米関係に戻ると、選挙戦中に述べた「自国防衛は自費で行え」という主張を敷衍して解釈すれば、これまでの米国の伝統的戦略を大きく変えて、日本駐留の米軍を撤退させる「可能性」を示唆することになる。

 「米国が犠牲を払っても日本を守る」という約束から外れて、「米国第一主義」の立場から、他国防衛の為の軍事費負担は御免蒙るという立場への転換は、将来起こり得る様々な可能性を示唆している。少なくとも、仮に日本側が膨大な軍事費負担を求められて拒否した場合、駐留米軍の日本撤退という、世界平和にとっては「好ましい事態」も予期されることになる。


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 「辺野古」の場合、もし、沖縄だけでなく、日本全土で「反基地」闘争が激烈に、世界に谺する程に大きく展開された場合、「米国優位」を標榜するTrump は「米国の名声」への毀損を憂慮して、米国防省・国務省の猛烈な反対を押し切っても、「辺野古」断念を表明するかも知れない。
 その可能性を信じて已まないのは、「辺野古」軍事基地建設があらゆる意味に於いて ’anachronism’ 「時代錯誤」の愚かな営為であるからだ。 (2016.12.30)


<注>
Obama 「対ロ制裁」:先の大統領選挙での「Trump 勝利」の理由を、民主党幹部に対するロシア・ハッカーの攻撃に因るものだとするObamaは、プーチンの直接的指図に依るものだとして、12月29日、米国内に居るロシア人35人の追放と、数カ所のロシア関係施設の使用禁止を発表した。米国内では、’Trump 勝利‘が、ロシア政府とは殆ど無関係であることが通説となっており、晩節Obama の勇み足となりそうだ。然し乍ら、Trump とプーチンの接近を危惧する ’institutionalists’ 共の系統的かつ意識的策略と看做す人々も居る。

<写真> ブログ 'Everyone says I love you!' 「写真展」辺野古の海

                      <参考資料>

『琉球新報』

<社説>知事権限封じ検討 愚策やめて辺野古断念せよ
2016年12月30日 06:02

 名護市辺野古の新基地建設で、政府が翁長雄志知事の承認が必要となる埋め立て計画の変更申請を避けることを検討している。知事権限での工事中断回避が目的だ。果たしてそんなことが可能なのか。
 大型の埋め立て工事の場合、複数回の変更申請をするのが通例だ。防衛省は米軍岩国基地の滑走路沖合移設事業で8回の変更申請を山口県に提出した。中部国際空港(愛知)の埋め立て事業の変更申請も14件だ。
 防衛省の地方協力局長は2014年の衆院安全保障委員会で辺野古の埋め立てについて「工事促進に資する工法への変更、環境保全の観点などから変更を申請することはあり得る」と述べている。ところが政府は知事の権限を封じるため、変更申請をしない方針へと舵(かじ)を切った。「なりふり構わぬ」とはこういう姿勢を指す。
 ちょっと待ってほしい。沖縄防衛局は2件の作業方針を決めずに棚上げしているではないか。美謝川の水路と埋め立て土砂の運搬方法だ。美謝川は埋め立てで河口部をふさぐため、地下水路を整備する必要がある。当初の申請はキャンプ・シュワブの外に流れる切り替え案を示していた。これだと名護市との協議が必要となる。市は移設に反対しており、協議がまとまる見通しは立たない。
 このため防衛局は市の権限の及ばないシュワブ内を通る水路に見直し、承認を許可した仲井真前県政に変更申請を出した。しかし水路の長さは当初計画の4倍以上に当たる1022メートルまで延び、仲井真県政も難色を示したため、防衛局は申請を取り下げた。
 土砂運搬も当初はベルトコンベヤーを設置して実施するはずだった。辺野古ダムをまたぐため、市との協議が必要となり、市の同意が必要ない国道329号の上に工事橋を設置する方法に変えた。これも県に変更申請を出したものの、理解を得られず取り下げた。
 どちらを選んでも2件の作業は市もしくは県の同意が必要となる。それとも美謝川は河口部をふさいだまま放置するのか。北部訓練場のヘリパッド建設のように、ヘリコプターで土砂を空輸するとでもいうのか。
 政府関係者は「いくらかかってもそのまま造る」と言っている。愚策としか言いようがない。すでに工事は破綻している。往生際の悪いことなどせず、辺野古移設そのものを断念すべきだ。 

                    <追記>
1. 沖縄・翁長雄志知事は、Trump 政権に「辺野古」中止を訴える為に31日ワシントンに向かった。
この報道については、筆者が知る限り僅かに『共同通信』が伝えているだけである。

沖縄知事、米首都へ出発 辺野古反対、3度目訴え
2017年1月31日 10:53

 沖縄県の翁長雄志知事は31日午前、米首都ワシントンに向けて成田空港を出発した。トランプ新政権が発足して間もない米国の首都で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する沖縄の民意を訴える。翁長氏のワシントン訪問は知事就任後3度目になる。
 翁長氏は米東部時間の31日午前(日本時間同日深夜)にワシントン近郊のダレス国際空港に到着する予定。
 県によると、2月4日までの滞在中に国務省当局者や上下両院議員、有識者ら10人前後と面談する方向で最終調整中。ただ、政権発足直後で、有力者との日程調整は難航しているもようだ。
(共同通信)

2. 「翁長知事挨拶」ーMSN

沖縄・辺野古の反基地集会で見た翁長雄志知事の本音 「あらゆる手法を以て(辺野古沖埋め立て承認撤回を)やる」「銃剣とブルドーザーで家屋敷を叩き壊すやり方と辺野古埋め立ては同じ」

産経新聞 のロゴ 産経新聞 1時間前
沖縄・辺野古の反基地集会で見た翁長雄志知事の本音 「あらゆる手法を以て(辺野古沖埋め立て承認撤回を)やる」「銃剣とブルドーザーで家屋敷を叩き壊すやり方と辺野古埋め立ては同じ」: 集会を終え、公用車に乗り込む沖縄県の翁長雄志知事=3月25日、沖縄県名護市辺野古(三枝玄太郎撮影)© 産経新聞 提供集会を終え、公用車に乗り込む沖縄県の翁長雄志知事=3月25日、沖縄県名護市辺野古(三枝玄太郎撮影)

 沖縄県名護市辺野古で3月25日に行われた米軍普天間基地の辺野古移設への抗議集会に初めて翁長雄志知事(66)が参加した。何を語るのか、報道陣が大挙して辺野古を訪れるなか、翁長知事は「期待」に違わず(?)、「(埋め立て承認の)撤回は必ずやる」と明言、国との対決姿勢を鮮明にした。演説の中に琉球方言が非常に多く、語尾が聞き取りにくい部分もあったが、ほぼそのまま掲載した。演説全文は次の通り。

 「ハイサーイ(こんにちは)。県知事の翁長雄志エリ(ですの意か)。(不明)。今日はこれより新辺野古基地を絶対に作らせない。こういう決意を持って今、司会者の発表で3500名を超えたという話がございました。皆様方の沖縄を思う気持ち、(不明)を思う気持ち、(不明)を思う気持ち。こういう沖縄県民の誇りが、私たちは絶対に、この辺野古新基地は作らせない、この思いでここに結集をしているんだろうと思っております。大変心強く、心から感謝申し上げます。(不明)

 私は今年に入ってから、新しい1ページ、新しいページに入っていく。この辺野古新基地の阻止の闘争は、あるいは行政にいろいろな形でやっていくものは、新しい1ページを迎える。こういうような話をさせてもらいました。

 今日、山城博治さんのお姿も拝見されたようであります。今日を期しての、これからの沖縄の新しい闘いがこれから始まるんだなあ、とこういう意味で私もこのように参加をさせて頂きました。(不明)

 今の新辺野古基地の建設の状況を見ますと、私は仲里(利信)先生(衆院議員)ほど年を取っておりませんけれども、古い人間なのかなあと思うんですが、あの米軍占領下を思い出します。あの銃剣とブルドーザーで家屋敷を叩き壊して、新しい基地を作って、そして県民の(不明)を奪いながら今日までやってきた。

 そういったようなことを思い出して、今、新辺野古基地でやっている国の新辺野古基地を埋め立てるやり方は、私から見ると、あの占領下の銃剣とブルドーザー、全く同じ手法で以て、あの美しい大浦湾を埋め立てようとしているんだなあ、とこういう風に強く感じているところであります。

 ですから昨日、共同通信の主催によりまして、47都道府県の地元紙の編集委員長(東京都港区で行われた論説委員らを招いた講演会)、おそろいの中に1時間、講演をして参りました。

 もうたくさん話をしてきましたので、ここでは紹介できませんが、簡単に申し上げますと、米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ。本土の人からよく言われます。あんた方は基地で食べているんでしょう?だから振興策をもらっているんでしょう?だから基地を助けるのは当たり前じゃないかと、こういう話をされるところがありましたから、これはしっかりと数字を挙げてですね、話をさせてもらいました。

 私はそういう中に一つ一つエピソードを入れて、そしてある意味で全国の人が分かりやすいように話をしました。

 抑止力のためにあの官房長官のふるさとである秋田県の十和田湖を埋めますか。宮城県の松島湾埋めますか。琵琶湖を埋めますか。そんなことを沖縄県にやらせて良いのか、と、ほかの都道府県でそんなことを許すのかと。こういうようなものの沖縄県との差をですね、私は話をさせてもらったわけであります。

 ほかにもありますよ。本州と四国を結ぶ橋。あれ、3本くらい架かっていると思いますが、1本1兆円、九州の新幹線も1兆円。そして、今しっかりと稼働しています。良いことであります。

 その沖縄県の那覇空港の延伸(?)滑走路に関しましては、沖縄県が基地を預かっているから、だから特別に作ってあげているんだという話をする人がいます。私は四国の人も九州の人も、米軍基地を預かっているから橋を架けるのか、あるいは新幹線を走らせるのかと、こういうような話はやめてもらいたいというのも、そういう中で話をさせてもらったわけでございます。

 そういう具体的に話をする中で、本土の方の中からも辺野古の(不明)にはたくさんの(不明)が寄せられております。

 今、世論調査では五分五分くらいで、1ポイント、新辺野古基地を作らさないということの方がですね、多いような状況です。

 ネットの、あのネット右翼と言われるものは恐ろしいほどの話がですね、飛び交っていまして、私の娘2人はですね、1人は中国の外交官と結婚している。1人は中国に留学しているという。うちの娘2人は旅行であれ、何であれ、中国に行ったことは1度もない。そういったものがずーっと流れている。こうしたことをですね、言いながら『翁長知事は中国のスパイだ』と。『だからオスプレイに反対するんだ』『新辺野古基地に反対するんだ』と、こういう簡単な論理でですね、みんな簡単に凝り固まって、沖縄の歴史なども顧みずにこのような形でやっているわけであります。

 ですから私たちは、私たちの心を一つにして、いろんな思いがあると思います。保守、革新を乗り越えるということだけでも大変です。それからそれぞれの政党会派もしっかりとした立派なものを持っています。

 しかし(不明)持ってきた沖縄の歴史、伝統、文化、そういったものをいかにして発揮をしていくか、このためには私たちは包容力を持って、心を一つにして、そして新辺野古基地は絶対に作らせないというですね、これをやっていきたいと思っているわけであります。

 先程来、私は実は原稿を準備してきたんですけども、私が準備してきた原稿をみんな(不明)しましたんで、それとは別の話をさせて頂いているわけでありますが、本当に今日は私自身も、それぞれの先生方のお話を聞きながら、そして皆さん方の、この熱意あるこの表情等をお見かけしながら、改めて頑張る決意を固めているわけでありますが、今、国は先ほどもありました岩礁破砕、3月31日までに許可を得なきゃいかんのですけれども、許可要らない。今まで水産庁も政府も漁業権はありますよというもので以てやってきたんです。これを今回、難しい話はしません。それと全く違う形でですね、1〜2カ月前にひっくり返して、これはこれで良いんだというですね、押し切ろうとしております。

 それからこのそういったことをですね、いくつかあるんですけれども、そういったものを全部ある意味で、法治国家と誰かさんがしょっちゅう、インタビューの中で「日本は法治国家だ、日本は法治国家だ」と言うんですけれども、私は『ハナンテオク(なんちゃっての意味か)法治国家』、沖縄県はまさしく『ハナンテオク法治国家』にですね、戦後70年間もあったのではないか。これを(不明)ことなくして、日本を取り戻すなどというですね、本当にとんでもない話をするのはですね、やめてくださいという気持ちでございます。

政治は変わって参ります。世界情勢も変わってきております。もう一つ一つ言いません。そして日本も今、テレビのニュースを見ていると、どうやら変わりつつあります。液状化をしてきております。いつまでも同じものがですね、ずーっと続くわけはございません。

 そうして言えることには、早くて10年、遅かったら20年、絶対にできないってものは100%、また(不明)できることになるんです。

 こういったものをですね。これから1兆円もかけて作り上げようとするような、そういう国際情勢の大きな流れ、アメリカと中国が手を結ぶかもしれないじゃないですか。ロシアと中国が手を結ぶかもしれないじゃないですか。こういったようなこと等もある中に、ここだけは辺野古唯一ということでですね、全く価値観を変えることなしに、せっせせっせとですね、やる。

 私はこれでは日本が一流の民主主義国家ではならない(ママ)。沖縄の新辺野古基地を止めることによって、日本の民主主義を、そして沖縄県民の自由、平等、人権をですね、勝ち取っていく。そういうことでなければいかんと思います。

 最後になりますけれども、そういった岩礁破砕の許可のですね、ことも何も無視をして通り過ぎていこうとしている。いろんな申請があるんです、本当は。それを通り過ぎようとしているものが、私の胸の中に一つ一つ貯金として入っていますので、この貯金をもとにですね、私はあらゆる手法を以て、そして撤回を力強く、必ずやります。(拍手)

 この中でお互いの思いを、日本国民にも世界にも話をして、そしてお互いの地方自治、県民の一人一人の安心、安全、皆で守っていきましょう。(不明)」



by shin-yamakami16 | 2017-04-03 20:03